潮騒のひとりごと


あいつがいつも
口ずさんでた歌
秋の歌

二人はいつも
明るくて
夏が似合ってた

この砂浜の終点まで
行ってみようよと
歩き続けた秋

踏みしめる
砂の音だけが
潮騒のシンフォニー

砂浜の向こうにも
ずっと
渚は続いているのに










トップページに戻る   目録に戻る