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写真日記



2008-10/9
自転車で柳井市まで走ってみた。


十数年ぶりに我が自転車を引っ張り出してみた。
今まで壊れたまま倉庫で眠らせていた。つい先日、修理に出して乗れるようにした。
あちこち錆が出て、見映えは悪くなったが、きれいにして乗ろうなどと考えていると日が暮れる。
錆は乗って落とせとばかりに外に出す。ヒビだらけのタイヤはいつ空気が抜けるかわからないが、
空気が抜けたら担いで帰るか、と、まぁ整備不良はワイフ・・・
モトイ、財布に言え、と他人事にして出かけた。




このクラシック自転車に最新のウェアは似合わない。
かと言って、クラシックなウェアを持っている訳でもない。
そもそも、自転車に乗るのに服装まで考えていると
「エエイ、今日はやめた」となるのがいつもの私のパターンである。
頭は八つ接ぎのハンチング、シャツはジーンズ風カッターに
日曜大工店で買ったポッケのいっぱい付いているベスト。
足はスラックスの裾を錦のヒモで縛り、ブーツという出で立ち。
まぁ、これでも似合うのは、やはり乗り手がいいからだ、と一人ホクソ笑む。





ところが、走り出して30分も経たないうちに首が痛くなってきた。
この10年間ママチャリばかりに乗ってきたツケが廻ってきた。
極端な前傾姿勢になるため、首をぐっと上向きにしなくてはならない。
これはモタん、引き返して帰ろう、と思ったが、なんとか持ちこたえる。
そういえば以前、ハンドルポストを上に上げようとして、スポッと抜けたことがある。
ハンドルもサドルもこの位置から動かせないのである。





首の痛さも慣れてきた頃、よせばいいのに佐田への登りに向かう。
どのくらいの坂かというと、スタンドを立てた自転車が勝手に走り出す位の傾斜である。
なんのこれしき、百メートル進んでは一服吸い、五十メートル進んでは景色を眺める。





ギヤを中間あたりにして全体重をかけてペダルを踏んで行く。
佐田への道は、どうやら新道路ができたらしい。
歩道が広いので自転車にも最適な道だ。
なによりも歩道が植木鉢になっていないのがいい。
あと、もう少しで佐田に着くという地点になって、歩道の工事中。
べつに佐田まで登る用事もないので引き返す。
下りはオラの天下だ、汗をかいた肌に秋風が心地いい。








撮影地点
柳井市新庄〜余田〜田布施町大波野〜上段
古代の「からと水道」の真っ只中です。
遠方の方は、ウエルネスパークをベースにすると楽しめます。









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